我が家では料理担当は特に決まっていない。
その時できる者が作るのだ。平日は妻に頼ってしまうことも多いが、又木祐治も余裕があれば夕飯の用意をする。
お互いに忙しいときは、時短料理やアイディア料理に頼る。出来合いの物や冷凍食品はなるべく使わずにいきたいと個人的に思っているからだ。
最近気づいた時短の技がある。次男の好物である揚げ出し豆腐を作るときは、普通の豆腐は使わずに厚揚げを使うのだ。揚げてあるものをまた揚げるのか？！と思うが、これが簡単で美味しいのだ。
普通の豆腐だと、その柔らかさから型崩れしやすいし、水切りもしなければならない。粉もつかいすぎてしまうし、揚げている時間も長い。上がりが少々べたついてしまうこともある。
しかし、厚揚げを使用することでその全てが解決されるのだ。
まず水切りの必要がない。表面を軽くキッチンペーパーで押さえるだけだ。
片栗粉は周りに薄くつけるだけで十分だ。周りがすぐにカリっとなるので揚げる時間も短い。揚げている最中も、厚揚げは固いので型崩れする心配は全くない。
仕上がりも、周りはカリっとしているが中は柔らかい。つゆに浸かっていてもベタっとなりすぎない。
これが次男に大好評で、作った揚げ出し豆腐のほとんどを食べられてしまった。
手軽に作れる技を習得したので、これからは次男の為にも頻繁に食卓に出そうと思う。
